当社が推進しているデータ・マニュファクチャリングは、製品製造のあらゆる工程にまで及んでいます。
ワンモールド製品の素材配合量はもちろんのこと、アッセンブル技術や三次元の測定結果にも数値化されたさまざまな製造データが活用されて均質で高品質な製品が生み出されています。
当社では、フッ素樹脂素材の原料を型に入れて圧力を加え、成形をした後に焼成するワンモールドタイプの量産品を製造しています。フッ素樹脂は耐熱性や耐薬品性に優れているので、パッキンやシール材として使われており、その用途はますます増えつつあります。こうしたニーズに対応すべく、当社ではさまざまな種類のワンモールド製品を手掛けています。
金属加工の分野では、切削加工をした金属部品に異なった部品を付けるロウ付という工程が加わります。異なった金属素材の部材と部材を高周波溶接で付ける技術で、当社では創業時からの技術蓄積があり、樹脂素材とのアッセンブル加工も得意としています。
樹脂加工の分野では、切削したPTFE(四フッ化エチレン)を同類のPFAを使って溶接する技術ノウハウを有しており、複雑な形状や構造をもった製品づくりを可能にしています。また、近年になってニーズが高まっているスーパーエンプラの加工や、カーボンファイバーやグラスウールを充填した複合素材の切削加工という、難度の高い加工ニーズも増えています。当社は、こうした要請に応えられる数少ない企業として、新しい加工技術開発も積極的に行っています。
樹脂の加工製品は、バリ取りや大きな削り屑を取り除く成形の最終工程が終われば、純水による洗浄を行います。その後、目視による厳密な検査工程を経て出荷されます。
もう少し精度を要求される製品や、量産品から無作為にピックアップした製品は、非接触の投影機による測定を行い、CAD図面との誤差がないことを確認します。
さらに精度を求められる大きな特注品は、三次元測定器を用いて幾何学的考査を行い、CADデータと照合しても差異がない、高精度の製品検査を実行しています。





